自我が幼いままだと、やっぱりツライ 同じツライなら、ちょっと頑張ってみよう

少しでも若く見られたい。
「若く見えますよ」と云われると嬉しい。

とくに女性は若く見せることに日々努力されて
いる方も多いのではないでしょうか。

 
しかし反対に「若いねー」と云われると、
カチンとくる年齢もあります。
それは云わずもがなの、(俗に云う)精神年齢です。

もちろん云ってるほうも「いつまでも幼いね」
という嫌味な意味を込めていることが多いので
カチンとくるわけですが(汗笑)、
とくに男性は社会的に低く見られたくないという
理由から、「若いね」と云われると
嫌悪感を感じる方が多いみたいです。


さて今回は、
そん若いと云われてカチンとくる精神年齢の話
を書いてみたいと思います。

しかし、精神年齢と云っても、IQなどの知能
検査で出るような数値的なものではなく、
その人の言動を見ての世間評価的な
「若いね~」「老けてるね~」での精神年齢の
話です。

その人の言動で評価する精神年齢には科学的根拠はありませんが、結構「的を得て」いたりもします


科学的ではないけれど、この世間評価的な、
いわゆる見た目での精神年齢も、
案外「的を射ている」のではないかと、私的
には思っています。


それではまず、
精神年齢・・・定義として調べてみますと、
精神の発達程度を年齢で表したもの
一般的に、ものの考え方や行動からみた
精神的な成長の度合い。
(yahoo辞書:大辞泉より)

つまり、
実年齢に対して、その人の言動がどれぐらいの
年齢相当であるか、が、精神年齢ですね。

周囲では
「この年齢なら、こう振舞うのが当たり前」
という目で見ますから、
実年齢は30歳でも中学生のような振舞い方だと
「社会性のない(まだまだ)子ども」
という世間評価になるわけです。

実年齢と精神年齢が離れ過ぎていると・・・ 


では、
どうしてそのような精神の発達にバラツキが
できてしまうのか?ですよね。

同じ30歳なら、みんな同じような発達程度
でも良さそうなのに・・・

これには、
いろいろな理由が考えられますが、ここでは、
1、固着によって起こる精神発達の遅滞(停滞)
2、同一化の問題
の、2つをあげてみたいと思います。

尚、ここで云う精神は自我と同じ意味ですので、
以降は、
精神=自我
精神年齢=自我年齢
精神の発達=自我の発達
と書くことにします。 

さて、
まず固着による自我発達の遅滞ですが、
これは抑圧などで出来た固着がリビドーの
流れを悪くし、自我の発達を邪魔している
のではないか、と云う考え方です。

固着がリビドーの流れを悪くし、自我の発達の邪魔をしている

このとき問題となる固着は、性格形成の基礎が
つくられる0歳~3歳頃まで(につくられた固着)
を指すのですが、
しかし、ここで云う自我発達の遅滞とは、
その固着のために、
3歳児の自我年齢のままになる、
と云う話ではありません。

もちろん、
自我は、ゆっくりながらも成長しています。

ただし、たとえば、
その固着に多くのリビドーが留まってしまうと
そこに大きなコブが出来、
他のリビドーが流れづらくなり、


それが自我全体の発達に影響し、
考え方が(幼いままで)偏ってしまい、
社会生活や人間関係が上手く築けなかったりと、
生きづらさを感じる場合もあるわけです。

そして、
自我がまだ実年齢に追いついていない状態
ですから、実生活での社会からの要求に応えて
行けず、(耐え切れず)退行を起こしやすい・・
と云う事実もあります。

それは、
耐える力がまだ弱い上に、固着が強大なために、
そこに吸い寄せられやすくもなる・・
というイメージでしょうか。

そのために、
生きづらさがあるから退行を起こしやすい
という悪循環が出来てしまい、それも、
自我発達の遅れの要因になっている
と云えるわけです。

さて、こんなふうに書いてしまうと、
何かとんでもなく特殊な話のようですよね。
驚かしてしまったとしたら、すみません。^^;

もちろん、こうしたことは、何ら特別でも
特殊でもなく、人間であれば、ほとんどすべて
の人にみることが出来ます。

つまり、固着はすべての人が持っているし、
みんなどこかしら、幼い部分や、未熟な部分
を持っています。


そしてそうした、完璧でないことで、
それが良い意味での個性となったり、
あるいはその人特有の能力(才能)となったり、
もするのです。


ですが、「生きづらさ」の部分が残りますよね。
それも、タイトルの『自我が幼いままでは』の
解消提案と一緒に、この後で書かせて頂きますが、

ともあれ、上に載せたような図を、
幼い(未熟な)部分と成熟した部分とするなら、
それを上手く使い分けられる人はそれで良い
のですが、すべての人が器用自在に使い分けが
出来るわけではありません。※参考・・を読む

たとえば、
自分ではちゃんとしているつもりでも、公私の
ケジメ(使い分け)が上手くできなかったり、
周囲の考え方や行動について行くことが難しかっ
たり・・・     

むしろそんなふうに「なんとなく変だ」という
違和感を持ちながらも、その理由が分からずに、
生きづらさに悩んでいる人のほうが多いような
気がします。

もちろんそれは、その人が悪いとか怠けている
と云うわけではなく、やはり幼い(未熟な)部分
が、自我全体の足を引っ張り、バランスを悪く
させていると考えざるえないのです。

※幼さと生きづらさについての一考察


そして次に同一化の問題ですが、ここまでで
ずいぶん長い章になってしまいましたので、^^;
ちょっと巻きで(汗笑)足早で書きますが、
この同一化はちょっと重要です。

自我年齢は乳幼児期の固着の問題だけではなく、
その後の4~18歳ぐらいの間に
自分の生き方のモデルになる人・・つまり、
自分が同一化できる人が居たか、居なかったか。
あるいは、そのモデルが妥当(適切)であったか、
どうかによっても大きく左右されます。
※私自身は固着より、むしろこっちのほうが重要
だと感じています。

つまり、
生き方のモデルになる人が妥当性を欠いていると
自我も育ちづらいのです。

怠惰な生き方が同一化のモデルになってしまうと、自我も怠惰となり育ちづらくなります

そういう意味では育った環境はとても大事で、
「生きづらさ」を感じてしまう人は、同一化する
環境に恵まれていなかったとも考えられるわけ
です。


※自我が育ちづらい もうひとつの理由

 

そこで「なんとなく変だ。生きづらい」
と思われる方に提案です。
あきらめずに、どうせツライ思いをするならば、
自我年齢全体を引き上げるべく、ちょっと頑張っ
てみませんか。
同じツライなら、こっちのほうがいいと思います。
それに頑張ったぶんだけ、必ず良い見返りが
ありますからね。(^ー^)

「やってみよう」と思った時点で自我は目覚めています

・・・って、
でも、そんな自我年齢の引き上げなんて、
ホントできるの?
と思われるかも知れませんが、もちろんできます。

原理的に云えば自我の遅滞は、ある年齢で
自我の機能が(無意識の中で)休眠しているだけ
ですから、それを眠りから覚ましてあげれば
良いわけです。

眠っている自我を起こしてあげる・・・

ただし、いきなり、
「目を覚まして、すぐに挽回しないさい」
は、ちょっとムリ。(^^:

なぜなら、
いままで眠っていたぶんを取り戻すには、
それなりの時間が必要だからです。

たとえば5歳の自分に、いきなり明日から大学
に通いなさいと云っても無理だし、それなりの
準備が必要なのと同じです。(^^:

ならば、5歳の自分が30歳の実年齢になる
には25年の歳月が必要なのか?と云えば、
そうではありません。いままで活動していた
自我(部分)がありますからね。


なので、自分が弱いと思う部分・・・
つまり遅れをとっていると思う部分を、しっかり
と意識(自覚)して、補うつもりで努力すれば、
少しずつ自我年齢も挽回される、というわけです。     
※とくにこのとき、
一番大事なのは自覚を持つことなのですが、
なぜ自覚が大事なのかは、次の章で。

では、
具体的にどのような努力をしたら良いのか?です。
ここで提案するのは同一化の「やり直し」です。

固着を原因とする幼さは過去の問題ですから、
いまさら直接どうすることもできませんが、
思春期前後でする同一化を、もういちどやって
みることなら可能ですよね。

つまり自分にとって理想と思うモデルに同一化
することで、自我年齢を引き上げて、自我の
バランスを整えてあげるわけです。^^ゞ

たとえば、
「あの人のようになりたい」
という憧れでも結構ですから、とにかく自分が
日常の中で目標とする人を決めてください。

そしてその人の真似をするのですが・・・
真似ると云っても、ジーっと見つめて全部を
コピーするわけではなく、困ったときなど
「その人なら、どうするだろう?」
と考えて、
「たぶん、そうするだろう」
と思うことをやってみるわけです。


はじめは、背伸びに近いことをするのですから、
気分的にちょっとツライかも知れません。
それに慣れないことをするのですから、
当然、失敗もあると思います。

同一化のやり直しをすることで、目標を定め「考える習慣」を身につけます

でも、上手くいかなくても気にせず、
少しずつ気長に2~3年かかるつもりで頑張っ
て行けば、必ず努力なりの成果は出るはずです。     

そして、そこでできた自信が遅滞した自我を
引き上げて、こんどは真似ではなく自分のカラー
で勝負できるようになる・・という作戦です。


人生は「よし!やってやろう」
と思ったときが適齢期で、いつからでも挽回は
できますし、いままで生きづらさを感じて
つらかったぶん、逆に良い人生を掴むことだって
充分可能です。

ハンディは、どんなことでも一発逆転の大きな
パワーになりますからね。o(^-^)o  

人生いつでも適齢期。一発逆転してください

 

心は、やり直しを求めてる 神経症撃退物語?
人間、自覚が大事です  自我の逆襲 エピローグ

このコンテンツは2008年に作成され2015年に再編集
したものです。

【当サイトをご利用頂く際の留意事項】
・当サイトに掲載されている文章等の著作権は放棄し
ておりません。文章等を引用または使用頂く際は引用の
正当な範囲内に留め、本文と引用文を明確に分け、必
ず出典元の記載をお願いします。引用を逸脱した行為
に対しては、いかなる理由によっても、無断転載及び
無断使用と見なし訴訟案件となりますのでご注意くだ
さい。
・また、当サイトのご利用により生じたと考えられる
損害に対し当方は責任を負うものではありませんので
、あらかじめご了承ください。


 アクセス解析用広告
姫路 マッサージ     

  

カウンセリングルーム アクト