第一部のまとめ

さて第一部では、無意識の話を中心にして、
心の「あれこれ」を読んで頂きましたが、
「わかるようで、わからなかった」
と云う方が多かったのでは?と思います。


それは
私の書き方の問題だけではなく(^^;云い訳。笑)

もともと「見えない心」を知ろうとする
作業自体、とても大変なことですから何となく
「ああ、そうなのか」
と感じ頂けていれば充分かな、と思います。

しかし、あまりチンプンカンプンでは、
この先、第二部、第三部を読む気も失せて
しまいますよね。(^^:

そこで各部の終りに『まとめ』を書き出して
みましたので、宜しければ『おさらい感覚』で
軽く読み流してみてください。(^.^)



心には
3つ(意識・前意識・無意識)の部屋があります。

意識は私たちが、
いま何かを感じたりしている部分

前意識は、ときどき思い出せる部分

無意識
逆立ちしても感じることのできない部分で、
心の大部分は、この無意識です。 
   
日常私たちが意識できるのは意識だけで、
実は本当に狭い範囲なのです。


「自分の気持ちぐらい良くワカッテル」つもり。
でも、「実はワカッテイナイ」と云われるのは、
自分を動かしているのが無意識だから
と云い切って構わないです。

なぜって、
自分を動かしているくせに、
自分自身でもその中身がわからない、
のですから、分らなくたって
少しも不思議はないのです。


しかし厄介なことに、そんな無意識に、
私たちの本当の気持ちがあります。

つまり
「本当は好き」「本当は、こうしたい」という
ホンネが無意識の中にあるわけです。


そうなると私たちは
逆立ちしても自分自身にもワカラナイ無意識に、
なかば振り回されちゃってる、ってことに?

まあ、そうですね。(^^:
結構、翻弄されてますね。(汗)

だから、素直になれない自分が居たとしても、
なかなか正直な気持ちを打ち明けてくれない
彼女or彼氏が居たとしても、イライラしたり、
責めたりしないであげてください、、ね。(^^:

ワカラナクて当然



では、本当の心があるという無意識には、
いったい何が詰まっているのでしょう?

まず忘れてならないのが、
動物としての本能です。

本能・・・つまり
「生きよう」、「子孫を残そう」とする
欲求エネルギーですね。

そして、過去の記憶とともに
意識されてはいけないもの(マズイもの)が
多く詰め込まれていています。
それらを、
抑圧、あるいは抑圧されたものと云います。

具体的には、
激しい怒りや悲しみの感情、事故などで受けた
大きなショックなど。

そうしたものが、無意識の中に沈められる
(抑圧される)わけですが、私たち本人は
抑圧があったことを知りません。

つまり、
わーっとわき上がった感情を、意識が無意識の
うちに、無意識の奥へと葬り去ってしまう
わけです。

もちろんそれは、自分の心を守る為なのですが、
その抑圧されたエネルギーがのちのち、
心を大きく病ませてしまう原因になるのです
から、何とも皮肉な話ですよね。

※もちろん、プラスの感情も抑圧されたもの
の中には含まれていると思います。

    
ともあれ無意識には、

本能的なエネルギーや、
抑圧されたエネルギーなどの
欲求エネルギーがたくさん詰まっていて、
私たちの心や身体を動かす原動力に
なっているわけです。



さて、
そんな自分自身にも知ることができない無意識。

しかしその無意識も実は日常の中で、よく顔を
出しています。

と云うより、
私たちは何でも意識的に動いていると思いがち
ですが、実は行動のほとんどは無意識的である
と云っても過言ではありません。

たとえば、私たちはよく
「何となく」という言葉を使いますが、

ちょっと横を向くときにも、
「首の体操をしよう」
と思わない限りは「何となく」無意識に
やってますよね。

それにご飯を食べるときだって、争奪合戦
でもしていない限りは(笑)、「何となく」
食べたいものへ無意識に箸が動いている
はずです。(^^:

つまり、
あまり考えなくやっている言動が無意識で、
私たちは気づかぬうちに結構やっているのです。

気づかぬうち・・・つまり無意識。

そしてその無意識に、
私たちの本当の気持ちのホンネや、
本性(ほんしょう)が隠れさている、
と云うわけです。



しかし人間社会は、ホンネや「なんとなく」
だけでは生き残ることができません。

そこで誕生したのが意識です。

意識には無意識に行動してしまう自分を
コントロールして、社会生活で困らない
ようにする役割があります。

しかしそうは云っても、
あくまでも無意識の補佐役的な存在で、
無意識の中にある欲求を
いかに社会生活の中で満たして行くかも
意識の重要な仕事です。


【極楽とんぼのつぶや記】
 ~無意識を知る手掛かり~

精神分析学は、
神経症の治療から産み出された心理学ですが、
その産みの親であるフロイドは、どのように
して見えない無意識を見てきたのでしょうか。


彼は自身の臨床研究から、
錯誤行為、そして神経症(の症状)
同じメカニズムであり、
無意識を知る手がかりであると云っています。

つまり、

睡眠中にみる夢。
とっさに出てくる『いい間違い』。
そしてあの忌まわしい神経症の症状が、
無意識の言葉を代弁している

だから夢や錯誤行為などの現象を調べて行けば、
その人の無意識の状態(中身)がある程度分かる、
というわけです。



ちなみに、
とっさに出てくる『いい間違え』や、
「考えなくやっている言動」の無意識は、
本人よりも周囲の他人のほうがよく分ります。

なぜって、
本人はそれこそ無意識にやっていること
なので気づくことができませんが、

周りの人には
「アイツ、云ってる事とやってることが
チグハグだぜ(^^:」と分ってしまうのです。(笑)



以上で、第一部を終わります。

『無意識について』、いかがでしたでしょうか。

とても掴み所のない無意識の話だけに、
読めば読むほど
「わかったような・・
わからないような・・・( ̄. ̄;)」
という感じかも知れませんが、

無意識を知ろう♪の主役である無意識は、
この先の第二部、第三部でも、もちろん
登場してきますので、少しずつ
「なるほど~」
と思って頂けるはずです。




夢のない夢の話
第二部 序章 心のスタッフたち

このページは『無意識を知ろう♪極楽とんぼの精
神分析学入門』をスマートフォン対応に再編集し
たものです。※文章はスマートフォン向けに編集
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