人間、自覚が大事です 自我の逆襲 エピローグ

さて、第四章、自我の逆襲、最終章です。
長い時間、こんな拙い記事にお付き合い頂き
ありがとうございました。

第一章から三章まで、無意識の話の中で
「それでは人間社会は生きられません」と
何度書いたことでしょう。自分自身でも嫌に
なるくらいでしたから、(笑)
お読みになっている みなさんもさぞ
「おいおい、聞き飽きたぜ」と思われたのでは
ないでしょうか。
これだけでも相当、みなさんの自我は鍛えられた
と思います。(^^:これも作戦です。(汗笑)

そして、この最終章でその耳タコ話が頂点を
迎えます。せっかくなので、もう少し鍛え
ちゃいましょう。(^o^:(笑)


さてさて、この自我の逆襲で、
努力、根性、イメージ力・・と書いてきましたが、
その最後は自覚です。

実はコレが一番重要で、
人間コレがないと社会の中で生きていくことさえ、
難しくなってしまうのが、自覚です。

では具体的に自覚とはなにか。
どうして重要なのかを書いてみたいと思います。

まず例によって、自覚を辞書で引きますと・・・
自分の置かれている位置・状態、また、自分の
価値・能力などをはっきり知ること。
(yahoo辞書:大辞泉より)

要は、
自分のことをはっきり知ること(分かること)が
自覚、というわけですね。

実はこの「はっきり知ること」がとっても重要で、
精神分析学的に云えば、
「自分自身のことが、ちゃんとわかっている
あるいは、
「自分の行動が、ちゃんと意識できている
つまり
無意識的ではない、という意味になります。

「大丈夫、ちゃんと分かっているから」と云うときが一番あやしい?^^;

これまでの章で書いてきましたように、
私たちの行動のほとんどは、無意識的です。
これをふつうの云い方にすると、人間は・・・
きちんと意識しようとしない限り、ほとんどの
ことを自動的にやってしまっている
という話になります。

やすらぎ庵様

へぇ~、そうなんだ。
人間って自動的、オートマチックなんだ。
それって簡単便利でいいじゃない♪
と思われた方もいるかも知れませんが(^^:

でも本当にそれって、
そんなにいいものなのでしょうか?

無意識的であることは「すべて自動的である」という意味でもあります

まず、
無意識的な行動と云うのは きわめて原始的で、
人間の年齢でいえば、無意識的と云うことは、
だいたい0~1歳児程度のレベルです。

もちろんそれでも生きることはできます。
無意識には生きようとする動物的本能があります。

しかし人間社会では、どうでしょう?

無意識的であると云うことは快楽原則オンリーで、
少しでもツライことは一切しません。
おまけに自分自身の世界(無意識の中)で生きてま
すから、自己中心的です。

つまり「仕事はしたくないけれど、美味しいもの
は食べたい」と云っているようなもので、
そんなムシの良い話で人間社会を生き抜くことな
どできっこないですよね。(^^:


それに第一、
無意識的であると云うことは、
自分の意思が働いていない・・・

つまり
「ああしよう」「こうしよう」「それはダメ」
考えることもなく動いてしまっている・・・
ということ、でもあるのです。
そんなのつまらないし、怖いですよね。(^^:

無意識的であると云うことは「自分の意思がない」ということです

しかし
『無理を通せば道理ひっこむ』ではないですが、
世の中には、そうしたオートマチック(無意識マ
チック?)で生活してしまっているケースを随所
に見ることが出来てしまいます。(^_^;)

それは日常の中で起っている事件(不祥事)や事故
の多さと、その出来事の幼稚さを見て頂くとわか
ると思います。

そして、それらのほとんどが自覚のなさが原因
云っても過言ではないぐらいです。

世の中で起こる事件・事故のほとんどは「自覚のなさ」が原因です

つまり、問題を起こす人たちは、自分のことや、
自分がしていることが分かっていない・・・
自分の立場や、するべき仕事が分かっていない・
・・・、そうした自覚が欠けているから、
そういうことも当たり前のようにできてしまうわけです。

もちろん、そうしたことでも、
自覚さえ持てるようになれば、夢から覚めたよう
に、自分がした行為を恥ずかしく感じるはずです。
しかし自覚が持てなければ、何度でも同じことを
繰り返してしまいます・・・

自覚さえ持てるようになれば、夢から覚めたように、自分がした行為を恥ずかしく感じます

そう・・・自覚を持つと云うことは、
無意識(の夢状態)から覚めること

云い換えれば、
無意識の支配から抜け出すことなのです。

よく自分の間違いに気づいたとき「目が覚めた」
なんて云いますよね。
まさに自覚を持つとは、そのことなのです。

よく自分の間違いに気づいたとき「目が覚めた」と云いますが、まさに自覚を持つとは、そのことなのです。

しかし、これも別の記事で書いてきましたが、
無意識に対して意識など、ほんとチッポケな存在
でしかありません。

それに大きさだけではなく、無意識の影響力は
とても絶大なので、ちょっと気を許すと、どんど
ん流され自分を見失ってしまい、ときには、
心を病むことになってしまうわけです。

だからこそ、
意識を担当する自我の役割がとても大切で、
しっかりと意識(自覚)を持つことで、
無意識に対抗するしかないのです。

無意識に比べれば意識はとても小さな存在・・・だからこそ自我がしっかりと自覚を持つことが必要なのです。

できれば、いま自分がしていることが、
「どういうことなのか」、
そしてそれが「どういう意味を持ち」、
「どういう結果をもたらすのか」
くらいの意識(自覚)を常に持って行動したい
ですね。

そうすれば衝動に流されない後悔の少ない選択が
できるようになるだけではなく、その自覚があら
かじめ先の結果の覚悟にもなりますから、あとで
多少のことがあってもうろたえずに済むようにな
ります。

無意識の衝動に流されない為にも、常に自分の行動に自覚を持つことが大事です。

動揺は、敵(エス)に背中を見せるのと同じこと
なので、そうした不利な状況をつくらないため
にも自覚は大事です。

そしてできるなら、
それが刹那(せつな・いま、このとき)だけの
自覚ではなく、10年、20年先を見据えた自覚
になれば、

それだけ大きな意識(悟り)となり、
あなた(の自我)も無意識に流されることなく
自分の意思で、自分の心をコントロールして
行くことが可能になるはずです。

もちろんそれぐらいの力を持った自我であれば、
葛藤に負けて(退行して)心の病を引き起こす
心配も、ほとんどなくなるはずです。

広く大きな自覚を持つことができれば、あなたの自我は確実に強くなります


そんな意味でも、しつこいようですが、
自分をはっきりと知る(把握する)ことの自覚は、
最大最強な自我の逆襲ではないかと思います。

なぜって、
自分をしっかりと意識できる力が持てれば、
無意識支配から脱却したも同然なのですからね。

そしてそれは、
自我を持った人間だけができる快進撃

暴れまくる無意識怪獣を制圧し、あなた自身が
勝者としてのヒーロー(ヒロイン)になれるのです。    
こんな痛快なことは他にない、と思いませんか?

しっかりとした自覚こそ、無意識支配からの脱却。最大最強な自我の逆襲です

 


云うまでもなく、私たちは人間です。
そして、思考や意思は、私たち人間だけが持つ
特殊な能力です。

私たちが、そうした能力を持つ動物として、
生まれてきたのは、それなりの意味があるはず
ですから、それを無為にはしたくないですよね。

人間とて生まれたからには・・・
いや、せっかく人間として生まれることが
出来たのですから、その能力を存分に発揮した
人生にしたいと私は思うのですが、
みなさんは、どう思われますか?(^.^)


さて第四部、自我逆襲コラム、
お楽しみ頂けましたでしょうか。

他の記事と違い、かなり主観的な考えで書かせて
頂きましたが、コラムということでお許しくださ
いませ。(^^:

ともあれ「自分自身に勝つ」ことは、簡単なこと
ではありません。
しかし容易ではないからこそ、その大変なハードル
を乗り越えた先に、
「生きるってこんなに楽しいものだったのか♪」
と、明るい別世界が待っていることは確実。
思い立ったら吉日です。(o^-')b
    

もちろん理想は、エス・自我・超自我が協力する三人四脚。その為にも自我が中心になることが大事です

さて、
第一部から、この第四部まで、
長い時間お付き合い頂き、
本当にありがとうございました。

あなたにとって、これらの記事が有意義と
感じて頂けましたら幸せです。


2008年5月

長いお時間、ありがとうございました。極楽とんぼ

自我が幼いままだと、やっぱりツライ 同じツライなら、ちょっと頑張ってみよう
無意識を知ろう♪ トップページへ
ありがとうございました

このコンテンツは2008年に作成され2015年に再編集
したものです。

【当サイトをご利用頂く際の留意事項】
・当サイトに掲載されている文章等の著作権は放棄し
ておりません。文章等を引用または使用頂く際は引用の
正当な範囲内に留め、本文と引用文を明確に分け、必
ず出典元の記載をお願いします。引用を逸脱した行為
に対しては、いかなる理由によっても、無断転載及び
無断使用と見なし訴訟案件となりますのでご注意くだ
さい。
・また、当サイトのご利用により生じたと考えられる
損害に対し当方は責任を負うものではありませんので
、あらかじめご了承ください。


 アクセス解析用広告
姫路 マッサージ     

  

カウンセリングルーム アクト