分離のたとえ話




防衛機制は、苦しまぎれであることが多いので
すが、彼女の場合も、悩んでいる自分が苦しく
て、そこから逃れるために分離を使いました。

しかし、あとで大きな後悔をしないで済んだ
かもしれない・・・という意味では、結果的に
この防衛機制は成功だったと云えそうですね。

ですが彼女自身が云うように、もっとしっかり
悩んでみる・・のほうがさらに良いですよね。

なぜなら防衛機制は、やはりあくまでも「その
場しのぎ」の「間に合わせ」ですから、使わず
に済むにこしたことはありません。

でも、そうした小さな後悔という経験を積んだ
ことで、きっと彼女(の自我)は、強く賢くなっ
たはず。もう同じケースでの分離(防衛機制)の
発動(の必要)もないと思います。(^.^)v

 

自我(4)防衛機制 自分を守る心の仕組み

 

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