人間は言葉で物事を理解する

産まれたばかりの赤ちゃんに、
物事を区別する能力がないのは、
「まだ物事がよくわかっていないから・・・」
と云ってしまえば、それまで、ですが(^^:

そのわからない理由を考えると、
ただ単に「産まれたばかりだから」ではなく、
無意識が生涯「言葉を持たない」
ことにあるように思います。

私たちの日常で考えてみても、
何かを識別したり、整理したりするのは、
すべて言葉による思考ですよね。

「あの人は○○さんだ」とか
「これは、植物ではなく動物だ」とか。

つまり私たちが、これは誰。これは何と、
認識や区別ができるのも、
言葉を使ってその人物(や物体など)の
意味を理解できるからなのです。

そうなると言葉を持たない赤ちゃんに
そうした区別の能力が無いのも当たり前。

そして赤ちゃんが、すへでのものを
一体視してしまうのも当たり前。
という話になるわけです。

 

言葉と心の発達

このページは『無意識を知ろう♪極楽とんぼの精
神分析学入門』をスマートフォン対応に再編集し
たものです。※文章はスマートフォン向けに編集
してある為、パソコン画面では読みづらい部分が
あるかもしれません。また画像を多用しておりま
すが、サイズがスマートフォン画面では見づらい
場合があるかもしれません。ご了承ください。


 
カウンセリングルーム アクト