人間関係が苦手・・・

ご近所付き合いや、学校のPTAの付き合い、あるいは職場での人間関係が上手く行かない、と云う相談をよく頂きます。

しかし、よくよく話を聴いてみると、家族関係や、ごく親しい友人関係は「まあまあ、上手く行ってるし」
「普通に会話もできる」と云うことが判明してきたりします。

つまり、「なあなあ、まあまあ」と繋がれる相手ならば問題なく自由に振舞えるけれど、上下関係や、規則事のある人間関係になると、途端にフリーズして(固まって)自分を出せなくなってしまうわけですね。

そうしたケースに対して、よく云われることが、
人間関係の学習不足・・・つまり、不慣れである為、があります。

たしかに人間関係はある意味、慣れと云うこともあるかも知れません。

ですが、もう少し突き詰めて考えて行くと、やはりその前に自我の問題に突き当たるように思います。

つまり、自我は成長に従って
「私」→「私の家族」→「私の地域」→「私の社会(学校・職場)」→「私の国家」
と云うように、自分の世界を広げ、同時にそこでの人間関係(付き合い方)も習得されて行くのですが、
たとえば、何らかの理由で(人間関係に関しての)自我の成長が「私の家族(身近な人)」で止ってしまうと、形の上では社会人になっても、自我は「私の家族」のままであり、それ以上の人間関係が作れなくなってしまうことが考えられるわけです。


では、どうしたら解決できるのか?

最終的には、やはり場数を踏んで行く・・・つまり、職場の関係なら職場という現実に飛び込んで行く・・・と云うことになるのですが、本人にしてみれば「それがしたくてもできない」と云う歯痒さや、自分を責める気持ちがありますから、まずは、自分の現状を理解し、許してあげることだと思います。

つまり「自分はその分野の自我が未発達なのだから、現状でそれができないのは仕方がないこと」と理解して、できない自分を責めないであげることです。

誰だって、未知のことは「知らなくて当たり前」で、「知らないものは、できなくて当たり前」なのです。

そして、それから現実に飛び込んで実践を積むわけですが、「知らない」と云う大きなハンディキャップがありますから、初めは当然、苦戦すると思います。

しかし、知らないから、辛いから、と避けていては、いつまでも現状のままですし、人間関係が苦手と云う人は、人一倍「誰とでも話せる自分」に憧れているはずですから、「やる辛さ」よりも、「やらずに横目で眺めている」ほうが数倍辛いのではないでしょうか。

初めは、それこそ「わからない」のですから、失敗してもいいと思うのです。

それに、「(いまは)できなくて当たり前なんだ」と云う気持ちがあれば、あきらめていた時期や、ガムシャラに頑張って傷ついていた時期に比べ、楽になっているはずです。

自分のペースで、少しずつ会話ができるようになれば、必ず自分なりの人間関係がつくれるようになってきますよ。(^^)v

 


 

このコンテンツは2006年に作成され2015年に再編集
したものです。

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