神経症の話

さて、前の章(性格の話)では、本編、性格形成の補足をしましたが(?汗笑)、前章と同様、ここでは神経症と精神疾患の成り立ち(メカニズム)について、
もう少しおさらいと、補足をしておきたいと思います。(^^)

と申しましても、神経症は性格の延長みたいなものですから、使用するイメージ図も横着をしたわけではなく、まったく同じです。



③が神経症の要因固着であるとしても、他の固着要素がさまざまに関係し、発症しなかったり、発症しても症状に強弱の差があったり、同じ不安神経症でも十人十色、いろいろな症状が起こったりします。

つまり影響し合うのは性格形成のときと同じですね。      

そして、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、
要因固着と思われる③の固着以降、中央を流れるリビドーの太さ(量)が半分以下になっています。

これは本編でも述べましたが、固着の大きさに比例するように、(その固着に)留まろうとするリビドーが多くなる為、その先に進むリビドーの数が少なくなってしまうことを表しています。

リビドーは、私たちの活動の原動力(エネルギー)ですから、そのエネルギーが減少してしまうことは、私たちにとって大問題ですよね。

本編では、そうした(進む)リビドーの減少の弊害として、「生きる力や、抵抗力が弱まって、神経症などの心の病になりやすくなる」と述べましたが、もう一つここで、自我の停滞を書き加えておきたいと思います。

もちろん、この自我の停滞は生きる力など、上記の内容と重複する事なのですが、この自我こそが、その弊害を取り除く為のキーワードなのです。

それはどういう意味かと云いますと、自我は自分を生きる方向へ推し進める主体性。

「ああしよう」、「こうしよう」と考え、実行する場所ですから、リビドーとは違った意味で、自分を生かすことで大切な仕事をしています。

ですから、もしこの自我が成長できず、子供のまま停まってしまったら30歳のあなたは、一体どうなるでしょう?

それでなくてもリビドーが減少して心の力が弱まっているのですから、そのうえ、自我がそれに対抗できる能力が無かったら、どうしたって(社会生活に適応できず)途方に暮れてしまうか、やる気を失くしてしまいますよね。

実際そうした事が、神経症などの要因と思って頂いてよいと思います。

つまり、自我を含めた心全体の勢い(力)が弱まってしまっている為に、外からの刺激に耐えられず、
心が病んでしまうわけです。

さきほどそのうえと述べましたが、心の力が弱まっているのですから、自我だけが元気なんてちょっと期待できないですからね。

しかし、ここで「はい、そうですか。そうですね」と、おいそれと引き下がるわけには参りません。
どこかに必ず活路はあるはずですから、それを見つけようと云うわけです。

そして、その見つけた解決の道はと云いますと、、、
過去の固着、過去の出来事は、たしかに変えることはできません。
しかし、その傷を癒すことはできるはずです。

そして、その傷を癒せる唯一の救世主に白羽の矢があがったのが、自我と云うわけです。

幸い自我は、過去のものではなく、現役バリバリ、日夜前進する『ing』の現在進行形ですから、
多少エネルギーが不足しやつれていようとも(苦笑)、その気にさえなってくれたなら、まだまだ頑張ることはできるはずなのです。o(^-^)o

まあ、頑張ると云っても、いろいろあるわけですが、ここはやはり「前向きに生きようぜ。人生楽しもうぜ♪」と、自分自身の成長できなかった分を取り戻しながら、細々とついてくるリビドーたち(生きようとするエネルギー)を、グングンと引っ張ってもらうことです。

すると、どうなるか・・・どうなると思います?
細々と元気のなかったリビドーたちが元気になるのですから、固着の傷に引き篭もっていたリビドーたちも、「なんだか面白そうだな・・・」
「うん、そうだね。なんだかお祭り騒ぎをみていたら、なんだか篭っているのがツマラナクなったなぁ」
「うん、こんな傷にこだわっていても仕方ないね(^^)」
と、固着から離れて、一緒に動き出してくれるのです。(^^)v

なんだか嘘っぽいですか?(^^;)
ちょっと漫画っぽい話ですけどね。(笑)

しかし、述べていることは本当で、心が元気になる、傷が癒される、
そして神経症が治まると云うことは、こういう事なのです。

つまり自我さえ元気で、適応力を身に付けてくれたなら、それで万事解決なのです。(^^)

もちろん、自我自我と述べましたが、本当の主役はあなたで、あなた自身が「前向きに頑張ってみよう」
と思うことが、絶対条件になるわけですけどね。(-_^)     






このコンテンツは2006年に作成され2015年に再編集
したものです。

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