補足 無意識に善悪は関係なし

無意識には『良し悪し』『善悪』は関係ありません。

つまり、『良し悪し』『善悪』は私たちが人間社会で
生きる上で勝手に決めた自分たちの都合であり、

もともと自然界に生きる本能を持った動物である
人間の心(無意識)にとっては、
「どーでもイイこと」
なのです。(^^:
要するにそもそも『善悪』という概念がない。

ですから極端な話、

人間社会では、犯罪を犯す人は悪で、
捕まえる人は善ですが、

無意識の世界では、善も悪もなく、
単なる出来事の一つとして記録(記憶)されて
行くわけです。


そういう意味から云えば、
無意識から発せられるエネルギーに、
プラスもマイナスもなく、

無意識にすれば
エネルギーのプラス、マイナスを
「わざわざ選んで発しているつもりはないよ」
と云うことになります。


※ただし、
私たち人間(社会に生きる人間)から見れば、
やはり、そのエネルギーの方向性には、
プラス、マイナスがある、ことは間違いないです。

つまり、マイナスのエネルギーは、やはり
マイナスに働きやすく、マイナスの現象として
表れやすい(その確率のほうが高くなる)
と云うわけです。





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