A、じゃあ、いっそ『症状と対決してみる』って
方法はどうよ?
僕、 どうせ気になるなら、とことん?
A、 そう。荒療治。^^;
僕、 まあ、それも一つの方法かも知れないけどね。
『幽霊の正体見たり、枯れ尾花』で、突き詰め
て『こんなものか』を知る・・・だよね。
A、 つらそうだけどな。^^;
僕、 ああ、つらいと思うよ。(^^:
A、 でもオレは、症状が重いとき、ムチャクチャ
神経質症の本を読んだんだ。
僕、 うん、そしたら?
A、 そしたら、あるていど良くなった。
僕、 うん。
A、 でも、どうしても、完全に良くならない・・
僕、 うん。
A、 そのときにね、『ああ、神経質症の本を読むと、
余計に悪くなりそうだから、読むのやめよう』
って、パタッとやめたのね。
僕、 うん、うん、そしたら?
A、 そしたら、たしかに症状は軽くなったように
思えるんだけど、こんどは、どうにも不安に
なった。
僕、 どんなふうに?
A、 不安・・・と云うより、何か違うぞ・・かな。
そして逆に(神経質症のことが)気になって
仕方ないんだ。
僕、 で、横目で、チラチラと見てた?(笑)
A、 そう、横目で見てた。(笑)
僕、 そうなんだよね・・・、僕もそうだった。
結局それは、『忘れよう』として無理に封じ
込めようとしているから、そうなるんだ。
自分で『忘れたつもり』になっているけど、
ずっと、神経質症を考えてる証拠。
A、 それじゃ、『良くなった』とは云えないよな。
僕、 まあ、症状が軽くなって、それで満足なら、
それも良いだろうけどね。でも、いずれ、
違う症状が出て、同じこと繰り返すよね。
A、 その辺が難しいよな。^^;
僕、 たしかに。(苦笑)
だから僕は、よくクライアントさんには、
『気になるなら、気になるで良いから、
誤魔化さない』って云う。
A、 ほう、それも厳しい云い方だね。^^;
僕、 うん、自分でもそう思うけど、そうするしか
ないしね。『もう忘れました』と云ってる
うちは、『忘れてない』ってことなんだよ。
ほんとうに忘れたなら、そんなことは、
どうでも良いはずだしね。
※結局、向き合う必要はないけれど、背中を見せたら
ダメってことですね。症状に背中を向けたら、背後の
オバケが増幅して不安を強めるだけですから。(^^;)
に掲載したものです。
尚、時間経過により陳腐化した箇所のみ加筆、修正し
ました。また文章はスマートフォンで読みやすいよう
編集してある為、パソコン画面では読みづらい部分が
あるかもしれません。あらかじめご了承ください。