第四章 人間関係の基本Give&Take

このテーマは、とても当たり前な事すぎて、逆に意識
されていない部分だと思います。

しかし、あまりに当たり前過ぎてしまうと、忘れがち
で、疎か(おろそか)になっている場合もあります。

そして、このGive&Takeは、
人間関係の基本と云えるほど、私たちが生きていく
うえで大事なことですので、再認識して頂く意味と、
「何か新たな発見があるかもですよ」
の意味も含めて、このコーナーの最後に少し書いて
みたいと思います。

こと人間関係に行き詰まりを感じてお悩みの方には、
何かのヒントになるかも知れませんので、ぜひ、
お読みになってみてください。


さて、 人間関係の基本はGive&Take。

簡単にいえば、お互い助け合うことや、お互い得るも
のがあるから人間関係も成り立つ。

つまり、
どんな人間関係も対等な時にのみ上手く行く
と、ここでは訳してみてください。


「どんな人間関係でもか?」
と、疑問に思われた方も多いと思います。

では逆に、そうでない(Give&Takeでない)
関係を思い浮かべてみてください。(^^:

たとえば・・
亭主の尻ばかりを叩いて何もしない奥さん。
部下をコキ使うだけで責任を取ろうとしない上司。
甘えられる一方で何も得るものがない友達関係。

あなたは、それに堪え(耐え)られますか? 

だいたいそういう関係は、いずれ大きな亀裂ができて
破綻しますよね。

もっとも夫婦や恋人関係だけは、そうでない場合も
ありますが。(^^;)


ならば、何故そうなるのか? 

もっとも分かりやすく云えば、
自分になんらメリットが無いと感じるからです。

亭主だって、いくら尻を叩かれたって奥さんがシッカ
リ家を守ってくれれば、そんなに不満も抱かないはず
ですし、仕事だって、いくらコキ使われたって自分を
認めてくれる上司、頼れる上司であれば納得できるは
ずです。 友達関係にしたって普段は甘えきられても、
いざというとき助けてくれる人なら・・・

つまり、相手が自分に与えてくれるものが、自分が与
えているであろうものと、同等かそれ以上の価値があ
ると感じることができれば、その関係は上手く行く・
・・と、考えて良いと思います。

まあ、メリットとか価値とか云うと、何か打算的な
イメージがありますが(^^:
しかし、分かりやすく書くなら、そうなります。

そして、大筋において、
このGive&Takeで考えてみると、
その人間関係の先行きが見えてくると思います。


さて、ではこのGive&Takeの話が、人間
関係の行き詰まりに、どう役立つのか、ですよね。

まず、自分と相手の関係を見直すことができます。
そしてそれは、自分に欠けている部分の見直しにも
なると思います。

つまり、関係が上手く行かないということは、
どちらかにメリットが見い出せていないと云うこと。

それは相手に原因があるのかも知れないし、自分に
原因があるのかも知れないと云うことですが、もちろ
ん自分や相手を責めるという目的ではありません。

しかし、
自分と相手がGive&Takeの関係だろうか?
と見つめ直すことだけでも、行き詰まり解消の為の
何らかの手掛かりにはなるはずです。

もちろん、その中には別離という結論もあると思いま
すが、逆に
「どうして私は、この人と付き合っているのだろう?
この(関係の)ままでいいのだろうか?」
と自分に問うことで、いままで見えていなかった
『相手が自分に与えてくれているもの』
に気づけるチャンスがあるかも知れません。

いずれにしても、
人間の思考や行動には、必ず何かしら理由がある
ものなので、お互いの関係を見直してみることも、
行き詰まったときには有効のような気がします。


さて、しかし、
このGive&Takeで、こんな大きな疑問を
感じた方も少なくないと思います。

それは子供です。

子供は、お金を稼いでくるわけでもなく、逆にお金が
かかるし、手も掛かるのだから、
Give&Takeどころか、Give&Give
のGive・Giveでしょ?
どうして関係が破綻しないの?と。(^^:


では最後に、その疑問の答えと、その『からくり』、
いや、Give&Takeの真の定義を書いて終わり
たいと思います。

実は私も、子供を授かる以前は
「子供の寝顔をみると癒される」
なんて嘘だと思ってました。(^^:

しかし、子供を授かってみると、子供が自分に与えて
くれる多大な贈り物を強く感じたりします。
そう、子供は親に無償で大きな安らぎを与えてくれて
いたのですね。そして親としての生き甲斐も。

ですが、安らぎや、生き甲斐のようなものは、
目に見えるものではありませんし、
メリットなどの実物的な(価値)判断で収まるもの
でもありませんよね。


そう考えると、このGive&Takeは、
実際のカタチで見い出そうとするのではなく、
同じ人間同士として、むしろ無形の、心と心の触れ
合う部分で感じてみるほうが、「しっくり」と
行くはずです。

つまり、人間関係というよりは(もっと原点にある)
人間同士(の関係)という見方ですね。


相手が自分にとって大事でり、自分の人生に欠かせ
ない存在であるなら、それが仮に一方的であっても
自分にとってのGive&Takeは成り立つ
わけです。(^.^)いかがですか?



でも・・・そしたら、
それが一方的なGive&Takeだとしたら、
寂しすぎないか? と思いますか?

もちろん、人間同士ですから、残念ながら、
そうした関係もあり得ると思います。

しかし、自分にとって大事な存在であることは
間違いないのですから、
まずは、それで良しとしませんか。

そもそも、すべての人間同士の関係は、
そこからスタートしているわけですからね。





 

このコンテンツは1998年に作成され2015年に再編集
したものです。

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