アクトの考え方

アクトは、次のような考え方でカウンセリングに取り組んでいます

アクトのカウンセリング スタイル(1)

アクトでは、神経症の精神分析学と森田療法など
の考え方に基づいたカウンセリングを行ってい
ます。

・精神分析学は、『心の問題』は過去に負った
心の傷などが要因と考え、クライアントさんの
話を傾聴し(ひたすら聴き)、無意識にある気持ち
(心の膿)を出してもらうカウンセリングです。
(カタルシス効果)

・森田療法は、『過去(の心の傷)は不問』・・・
つまり問題にせず・・・「いま、ここ」の現在を
大切に前向きに行動しながら心の問題を解決して
行こうという『指導的なカウンセリング』です。

両者は一見、正反対なアプローチのカウンセリン
グですが、 人間は『過去と現在』があって存在
しているわけですから、アクトは「どちらも大事」
と考え、ふたつの理論の良い部分を取り入れて
カウンセリングを行っています。

 

アクトのカウンセリング スタイル(2)

アクトでは『間接的なカウンセリング』を積極的
に行っています。

不登校やひきこもりになられている方は、ご自分
の状況を「これで良い」と思っているわけではあ
りません。むしろ「どうにもできない」ことに
日々強い葛藤をしています。

そしてもちろん、見守るご家族の心の痛みも相当
なものであり、そうした家族内の緊張が良くない
循環を招いていると言って過言ではないと思いま
す。

そこで行動に移せないご本人に代わり、ご家族に
カウンセリングなどを受けて頂き、理解を深めな
がら『ご本人が行動しやすい環境づくり』をして
頂いております。
 
つまり、ご両親にカウンセラーと同じ目線と役割
を持って頂くことで『間接的なカウンセリング』
をするわけです。

 

アクトのカウンセリング スタイル(3)

アクトは、さまざまな理由でひきこもってしまっ
た方のサポートを行っておりますが、サポートの
目的はあくまでも『ご本人本位』で行いますので、
必ずしもご家族のご希望に沿えるものではないか
も知れません。

不登校・ひきこもりのカウンセリングの場合、
ご家族からのご依頼から始まることが多いのです
が、やはりご家族としては
「元通りの学校や会社へ復帰してほしい」
というご希望が一番だと思います。

しかし、ご本人が希望する復帰(先)と、ご家族が
希望される復帰(先)が必ずしも一致するとは限り
ません。

アクトも、ご本人が「社会生活を送れるように」
というサポートを行うわけですが、それはあくま
でもご本人が「進みたい道」を見つけ歩んで行け
ること、が主眼です。

誰しも自分が望まない道を好んで歩みたいとは
思いませんからね。

そして、そうしたカウンセリングの中から、
ひきこもった生活をしているよりも社会生活は
大変そうだけれど
「そのぶん自分らしく生きられるなら・・・」」
と感じて頂き、自らの意思で歩み出すことが本当
の復帰とアクトは考えています。

それにはまず、ご家族の理解が何より大事ですの
で、必ずしもご家族のご希望(復帰先)に沿えるも
のではないかも知れない・・・
ということをご理解頂いております。

誰の人生でもなく、ご本人自身の人生ですからね。

 


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